お知らせ
2024年10月30日
アステラスと国立大学法人東京科学大学(以下「Science Tokyo」)は、Greater Tokyo Biocommunity(以下「GTB」)つくばエリア、柏の葉エリア、本郷・御茶ノ水・東京駅エリアにおける創薬エコシステム強化を目的とした戦略的パートナーシップに関する確認書(以下「本確認書」)を締結しました。
本確認書に基づき、両者は以下の取り組みを進めます。
創薬研究等の推進、新規スタートアップの創出
アステラスとScience Tokyoは、創薬研究を積極的に推進し、企業とアカデミアのコラボレーションを通して新規スタートアップを創出します。
最先端研究機器・創薬関連データやシーズの相互活用
両者は、最先端の研究機器・創薬関連データやシーズを相互に活用します。
共同研究の加速・発展に向けた議論やセミナーの実施
両者間で実施中の共同研究を加速するために、議論の機会を増やすとともに、セミナーの開催などを通じてコラボレーションを強化します。
両者のオープンイノベーション拠点の相互利用
両者は、Science Tokyoのオープンイノベーション拠点(以下「tip」)とアステラスのつくば研究センターに拠点を構えるSakuLab-Tsukubaの相互利用により、利用者と大学研究者、あるいはアステラス研究員との対話を促進します。これにより、両者の創薬研究が進展し、新規スタートアップの創出が期待されます。
東京科学大学 医療イノベーション機構長である飯田香緒里は、「Science Tokyoでは、産業界との強い結びつきと、質の高い教育・研究・臨床のアセットを最大限活用した産学連携・オープンイノベーション活動を推進しています。この度、高い製品開発能力を有するグローバル製薬企業であるアステラスと戦略的パートナーシップに関する本確認書を締結できたことを大変うれしく思います。今回の連携により、GTBつくばエリア、柏の葉エリア、本郷・御茶ノ水・東京駅エリアにおける創薬エコシステム強化、ひいては革新的な創薬の研究開発が加速することが期待されます。」と述べています。
アステラスのオープンイノベーションマネジメント長である後藤正英は、「私たちは日本のライフサイエンスエコシステム発展に貢献するため、オープンイノベーション活動に非常に力を入れています。この度、本郷・御茶ノ水・東京駅エリアの基幹大学の一つであるScience Tokyoと戦略的パートナーシップに関する本確認書を締結できたことを大変うれしく思います。今回の連携により、今後のGTBつくばエリア、柏の葉エリア、本郷・御茶ノ水・東京駅エリアにおける創薬エコシステムが活発になり、革新的なヘルスケアソリューションの創出が加速されることを期待します。」と述べています。
tipは大学の研究・教育・医療現場に近接した環境下において、より良い医療・より人々の健康が促進される社会実現に向けて、アカデミア・多様な業種業界の企業・スタートアップ・ベンチャー・行政によるコラボレーションを誘発し、医療・ヘルスケアのイノベーションを実現につなげるコミュニティです。
SakuLab-Tsukubaは、スタートアップ企業や大学を含む研究機関など、社外のイノベーターを受け入れるオープンイノベーション拠点です。入居後すぐに使える生物系・化学系の実験施設を備えており、アステラスの様々な専門家による創薬サポートを受けられるほか、利用者同士、あるいはアステラスの研究者とのネットワーキング機会を活用できる場となっています。
アステラス製薬株式会社およびSakuLab-Tsukubaについての詳細は、こちらをご参照ください。
アステラス製薬株式会社(https://www.astellas.com/jp/)
SakuLab-Tsukuba
(https://www.astellas.com/jp/innovation/open-innovation/labs/tsukuba)